おでかけ
赤い勝ちダルマがたくさん積まれた前で、舌を出してこちらを見るボストンテリアの源
Osaka Outingおでかけコラム

勝尾寺は犬連れOK?行ってわかったルール・駐車場・紅葉の注意

Osanpo編集部公開 2026.10.23
★ 保存版読了 5分

2026年10月18日の日曜日に、我が家のボストンテリア・源(げん)と、大阪・箕面の勝尾寺(かつおうじ)へ行ってきました。勝ちダルマで知られるお寺で、境内のあちこちに赤いだるまが置かれています。

勝尾寺は、犬と一緒にお参りできます。ただし、リードは必ずつけること(ロングリードは使えません)、犬を連れて本堂の階段から上へは上がれないことなど、お寺が決めているルールがあります。

この記事では、お寺のルールと、土日祝は予約しないと停められない駐車場のこと、実際に回ってみてかかった時間をまとめました。紅葉の時期に行く人に向けた注意も書いています。

🙏 勝尾寺ってどんなお寺?

勝尾寺は、「勝ち運」のお寺として知られる、大阪・箕面の山の中にあるお寺です。西国三十三所の第二十三番の札所でもあります。

境内はとても広く、東京ドーム5個分以上あります。山の斜面に沿って、山門から池、本堂、その奥へと境内が続いていて、池には赤い橋がかかっています。私たちが行った日も観光の人はたくさんいましたが、境内が広いので窮屈さを感じることはなく、源と気持ちよく歩くことができました。

境内の池に朱色の橋と小さなお堂が立ち、後ろに緑の山が広がる。手前の石の手すりの上に、小さな赤いだるまが3つ並んでいる

名前の由来は、平安時代にさかのぼります。お寺によると、清和天皇の時代に、お寺の力が王(天皇)に勝ったとして「勝王寺(かつおうじ)」と名づけられ、のちに「王に勝つ」はおそれ多いとして「王」の字を「尾」に改め、読みはそのままに勝尾寺になりました。鎌倉時代から江戸時代にかけて、武家から庶民まで「勝ち運を授かる寺」として信仰されてきたそうです。

いまも、仕事や商売、受験、病気、スポーツ、恋愛など、さまざまな場面で勝ち運を願う人がお参りに来ています。境内のあちこちに置かれた赤いだるまは「勝ちダルマ」で、願いごとを書いて片目を入れ、自分の弱い心に打ち勝つ誓いを立てるものだと、お寺は案内しています。

/ 勝尾寺

住所
大阪府箕面市勝尾寺
電話
072-721-7010
境内の広さ
東京ドーム5個分以上
札所
西国三十三所 第二十三番

🐕 勝尾寺は犬連れで行ける?

勝尾寺は、飼い主の責任のもとで、犬を連れてお参りすることを認めています。入山券を買うと、受付で犬のルールを書いた紙も一緒に渡されます。2026年1月に出たお寺のお知らせと、この紙には、同じ6つのルールが書かれていました。

ルール / くわしく

リードを必ずつける
ロングリードは使えません。
排泄物は必ず処理する
必ず飼い主が処理します。
鳴き声に気をつける
ほかの参拝者の迷惑にならないよう、十分に注意します。
本堂には上がらない
本堂の階段から上へは、犬を連れて上がれません。
休憩所の一部は使えない
無料休憩所の中の、お買い物エリアと休憩エリアは使えません。
トラブルは飼い主の責任
けがや、皮膚病・伝染病などの感染、境内でのトラブルについて、お寺は責任を負いません。
「勝尾寺ご参拝にあたり、下記について、飼い主様の責任でご対応ください。」と書かれた紙。リード(ロングリード不可)、排泄物の処理、鳴き声、本堂(階段より上)への昇殿、責任、無料休憩所のお買い物エリアと休憩エリアについての6項目が並ぶ
受付で入山券と一緒に受け取った紙。お寺のお知らせと同じ6項目です

本堂の階段の前には「No pets」の札が立っていて、ここから先は犬を連れて上がれないことがひと目でわかります。本堂にお参りしたいときは、家族で交代して、ひとりが犬と階段の下で待つことになります。

朱色の本堂へ上がる石段の手前に立つ、「No pets」の札。犬に斜線のマークと、この先はペットを連れての参拝を遠慮してほしいという文が書かれている
本堂に写っている方のお顔には、ぼかしを入れています

お寺のルールには「ロングリード不可」とだけ書かれていて、伸び縮みするリードが含まれるかどうかは書かれていません。迷うときは、長さの決まったリードを持っていくと、当日あわてずに済みます。

🚗 勝尾寺の駐車場は?土日祝は予約制

勝尾寺の駐車場は、土日祝と正月などの特定日は完全予約制で、予約のない車は停められません。料金は2時間ごとに1,000円です。30分だけ停めても、2時間停めても、同じ1,000円です。予約は当日から14日先までできて、お寺のサイトからつながるマイカー駐車場の予約ページで申し込みます。土日祝の予約は2時間で1枠(その日の最後の枠だけは1時間)なので、2時間より長く停めるときは、そのぶんの枠を予約します。予約した時間より前には入れないので、早めに着きそうなときは、その分も考えて枠を選びましょう。予約料金はかからず、駐車料金は現地で払います。平日は予約なしでも停められますが、満車のときは、その場で待つことはできません。

私たちは車で行きました。駐車場に着いたのは10時20分すぎです。お参りをして、源とだるまを見ながら歩いているうちに、気づけば2時間ほどたっていて、境内を出たのは12時半ごろでした。時間を忘れるくらい、ゆっくり満喫できました。駐車場を出たのは13時前で、停めていたのは2時間半ほどでした。2時間を超えると次の1,000円がかかります。ゆっくり回りたい日は、予約の枠も多めに取っておくといいでしょう。

舗装された駐車場に立つ、勝尾寺のだるまのマークと「Katsuo-ji 勝尾寺」の文字、左向きの矢印の案内板
紅葉した並木道で、ハッチバックを開けた車のそばにしゃがみ、白い犬の顔を両手で包んでいる帽子の女性
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電車で行くなら、北大阪急行の箕面萱野駅から勝尾寺行きの直行バス(阪急バス)が出ています。9時から15時まで10分おきに出ていて、15時の便が最後です。

阪急バスでは、ふたのできるキャリーケースやキャリーバッグに、頭や足が出ないように犬を入れれば、一緒に乗れます。ケースは、バスに持ち込める手荷物(手回り品)の大きさに収まることが条件です。無料で持ち込めるのは、重さ10kgまで、長さ1mまで、容量0.027立方メートル(30cm四方の箱くらい)までです。それより大きいものも、重さ30kgまで、長さ2mまで、容量0.25立方メートルまでなら、乗る区間の子どもの片道運賃と同じ料金で持ち込めます。重さは、ケースと犬を合わせた重さで数えます。

ケースに入っていても、鳴き声やにおいでほかの乗客の迷惑になるときや、バスが混んでいるときは、乗車を断られることがあります。リードをつけて歩かせたまま乗ることはできないので、ケースに入って過ごせるかを、出かける前に確かめておきましょう。

🎫 入山料と、受付の時間

/ 料金・時間

大人(高校生以上)
500円
小・中学生
400円
未就学児
100円(2歳以下は無料)
平日・日曜・祝日
8:00〜17:00(最終受付は16:30)
土曜日
8:00〜18:00(最終受付は17:30)

犬の入山料はかかりません。私たちも、大人2人分の入山券を買っただけで、源の分は払わずに入れました。

2026年10月18日の日付が入った、勝尾寺の参拝入山券2枚。後ろに犬のルールを書いた紙が重なっている

入山券は、前もってWebでも買えます。Web入山券があると、窓口の列に並ばずに入れるので、犬を連れて列で待つ時間を短くできます。

🔴 境内のようす

私たちが歩いた参道は、石畳でした。石の手すりの上や塀の上、本堂のまわりなど、境内のあちこちに小さな赤いだるまが置かれています。

石畳の参道で、リードをつけてこちらを見上げるボストンテリアの源。白いフリルの服を着ている

だるまがたくさん積まれた場所では、源の写真も撮りました(この記事のいちばん上の写真です)。だるまは低いところにも置かれているので、犬が倒したり、かじったりしないよう、リードを短く持って近づくと安心です。

晴れた日に、瓦をのせた塀の上と、その下の瓦の上に、小さな赤いだるまがすき間なく並んでいる

境内は山の斜面にあり、階段がたくさんあります。実際に回ってみて、ペットカートを押して移動するのは難しいと感じました。車で来た人は、カートは車に置いて、リードで歩くか抱っこで回るのがおすすめです。暑い日は石畳が熱くなりやすく、雨のあとは足元がすべりやすいので、体の小さい子やシニアの子は、疲れたら抱っこできるようにしておくといいでしょう。

手すりのついた長い石段がまっすぐ上へ続き、その先の緑の木々の中に朱色の多宝塔が立っている
境内には、こうした長い石段がいくつもあります

境内には、犬のおしっこを流せる水場やゴミ箱は見当たりませんでした。うんちは袋に入れて持ち帰り、おしっこを流す水も持っていきましょう。休めるベンチはありますが、数はそれほど多くありません。日陰も木が少しあるくらいなので、暑い日は、こまめに水を飲ませながら回ってあげましょう。

🍁 紅葉の時期に犬と行くなら

勝尾寺は紅葉の名所としても知られています。私たちが行った10月18日は、境内の木々はまだ緑が多いころでした。

晴れた日の光を受けて、赤とオレンジに色づいたもみじの葉が重なっている

11月の土日祝の夜には、ライトアップ「錦秋の宵詣り」が開かれます。2026年は日没から20時30分まで(受付は20時まで)です。ライトアップの時間に犬を連れて入れるかは、お寺の案内に書かれていませんでした。犬を連れてライトアップに行った人の記録も探してみましたが、昼間に犬とお参りした人の記録は見つかっても、夜のライトアップに犬と入った人の記録は見つかりませんでした。夜に犬と行きたいときは、前もってお寺(072-721-7010)に電話で確かめておくと安心です。

ただ、ライトアップの夜は人が多く、犬によっては、人混みに圧倒されたり、興奮しすぎたりすることがあります。混み合った場所では、犬が踏まれたりぶつかられたりする心配もあり、暗いと、まわりの人から犬の足元が見えにくくなります。犬の目は、暗い場所でものを見るのに向いたつくりをしていますが、景色をゆっくり楽しむなら、明るい昼間のほうが、犬も飼い主も過ごしやすいと思います。

とはいえ、昼間でも、紅葉の時期はかなりの混雑が予想されます。箕面市は、紅葉シーズンは箕面公園のまわりの道で大渋滞が予想されるとして、箕面公園へは公共交通機関で来るよう呼びかけています。2026年は11月14日から12月6日までの土日祝の9時から18時に、渋滞をやわらげるため、箕面ドライブウェイの一部が上り(北向き)の一方通行になります。2023年の同じ規制では、規制の日は一日中、箕面駅の方(西側)からは勝尾寺の駐車場に入れませんでした。車で行くなら、駐車場の予約に加えて、どの道から向かうかも前もって調べておきましょう。

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秋の勝尾寺には毎年多くの人が訪れると、お寺も案内しています。参道で犬が踏まれたり、驚いて吠えたりしないよう、混んでいる場所ではリードを短く持つか、抱っこをしてあげてください。

🎒 行く前に用意しておくもの

  • 長さの決まったリード… ロングリードは使えないルールです(伸び縮みするリードについては書かれていません)
  • うんち袋と、おしっこを流す水… 排泄物は飼い主が処理するルールです
  • 飲み水と器… 境内は坂と石段があり、2時間ほど歩くので、途中で休ませながら飲ませます
  • 駐車場の予約(土日祝)… 予約のない車は停められません
  • Web入山券… 窓口の列に並ばずに入れます

ここからは、この日の私たちのことです。お参りの最後に、勝ちダルマを買いました。Osanpoがたくさんの方に使っていただけるようにと願いをこめて、目を入れています。

朱色の本堂を背に、手に持った小さな赤い勝ちダルマ。「勝」の字が書かれている
ほかの参拝者のお顔には、ぼかしを入れています

山を下りたあとは、箕面の NORTH GARDEN のテラス席でお昼を食べ、みのおキューズモールのドッグランにも寄ってから帰りました。キューズモールで犬と入れるお店やドッグランのことは、別の記事にまとめています。

人工芝のドッグランに立って、こちらを見ているボストンテリアの源。手前に骨の形のおもちゃが落ちている
カフェのガラス窓の前で、黒いペットカートに乗って舌を出し、こちらを見るボストンテリアの源
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箕面キューズモールに犬と

🎬 この日のVlog

この日の勝尾寺と、そのあとのお昼や買い物までを、Osanpoのアプリのビデオログで1本の動画にしました。朝、家を出るところから、だるまの前の源、帰りの車の中まで、1日の流れが入っています。ほかの方のお顔や車のナンバーが写っている場面には、ぼかしを入れています。

ビデオログは、出かけた日に3秒ずつ撮っておくと、1日分が1本の動画にまとまる機能です。撮ったのは3秒ずつでも、見返すと、だるまの前で舌を出して笑う源や、ドッグランを走り回る姿がよみがえってきて、あの日の楽しかった気持ちまで思い出せます。

Osanpo のアプリは、App Store からダウンロードできますApp Store からダウンロード

🐾 番外編:帰ったあとの源

家に着くと、源はかなり疲れていたようで、床でぐっすり眠っていました。お寺をお参りして、お昼を食べて、モールとドッグランまで回った1日でした。これからも源といろいろなところにお出かけして、一緒にいろんな景色を見たいと思います。

家のカーペットの上で、目を閉じて横になって眠っているボストンテリアの源

💬 よくある質問

Q勝尾寺で、犬は本堂の中に入れますか?

入れません。お寺のルールで、本堂の階段から上へは犬を連れて上がれないことになっています。階段の前には「No pets」の札が立っています。本堂にお参りしたいときは、家族で交代して、ひとりが犬と階段の下で待つと、みんなでお参りできます。

Q犬の入山料はかかりますか?

かかりません。犬の分は払わずに入れます。人の入山料は、大人(高校生以上)500円、小・中学生400円、未就学児100円、2歳以下は無料です。

Q勝尾寺の駐車場は、予約なしでも停められますか?

平日は予約なしで停められますが、満車のときは、その場で待つことはできません。土日祝と正月などの特定日は完全予約制で、予約のない車は停められません。予約は当日から14日先までできて、2時間で1枠です(長く停めるときは、そのぶんの枠を予約します)。料金は2時間ごとに1,000円で、2時間より短くても同じ1,000円です。

Qカートや抱っこで回ってもいいですか?

お寺のルールに、カートや抱っこについての決まりは書かれていません。ただ、境内は階段が多く、実際に回ってみて、カートを押して移動するのは難しいと感じました。車で行くなら、カートは車に置いておき、リードで歩くか抱っこで回るのがおすすめです。リードはどの場合もつけておくのがルールです。

📚 出典・参考

Osanpo編集部の犬、源
著者
Osanpo編集部
相棒は源(ボストンテリア・8歳)
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